おとおとMeets5月の課題曲は「プレリュードOp28-7」
ショパンの原曲を弾こう!という事なので、難易度は上がります。
ゆったりとした癒される曲、胃腸の具合も良くなる曲〜♪
楽譜を良く見て、指番号を確認して、リズムを確認して、演奏スタートしました。
曲を聞いてみましょう!
プレリュードとは?
Pre(前に)Ludus(演奏する)というラテン語からの由来
もともとは歌劇等、曲のはじめに演奏される曲「この曲が流れたら始まります!」と、始まりに繋げる演奏のことであったそうですが、ショパンやドビッシーに代表される作曲家により、独立した音楽様式になったのがプレリュード(前奏曲)です。
プレリュードOP28とは?
すべての長短調を網羅した24の前奏曲。ショパンにとって、バッハの平均律クラヴィーア曲集に連なる作品を残すことが音楽家としての使命であったと言われています。
参考 前奏曲 (ショパン)Wikipedia楽譜を確認
●速度記号は、Andantino(Antanteより少し速く)の意味
Andante(アンダンテ)は歩くような速さでなので、それより少し速くという意味になります。
リズムを確認しましょう
青いラインの箇所を見ると、すべて同じリズムになっています。曲は1拍(4分音符)が前に出て始まる「弱起の曲」AufTackです。
リズムはこのパターンから出来ています。
「タン タッカ タン タン ターアー」の繰り返しです。タッカの付点8分音符+16分音符の箇所は丁寧に弾きたいですね。
何調かを確認しましょう
シャープ「♯」が3つついています。この曲は明るいか、暗い曲かを考えます。もう1つ最後の音、一番低い音も確認します。曲を聞くと明るいと感じられましたか?なんとなくでもOK
明るいと感じた時、#系のメジャーキーを確認しましょう。
シャープが3つついているので、イ長調ということがわかります。
日本語で「イ」はイタリア語で「ラ」英語で「A」
念の為、一番最後の音で、一番低い音も確認しておきます。「ラ」で終わっています。右手の音と左手の音、和音で確認してみても、「ラミラド#ラ」イ長調で正しいと確認出来ます。
OTO
弾き方を確認しましょう
この部分の和音、右手の下2音は、1の指(親指)でA♯(ラ#)とC♯(ド#)の2音を同時に弾くと楽譜に書かれています。
ショパンの残された楽譜通りに弾きたい!きっとこの和音、この響きはこの曲の中でショパンが最も表現したい音じゃないのか!と思いますが、どうしても指が届かない。
- 右手の弾き方1案:下のA♯(ラ#)を省略する
- 左手の下の音からアルペジオ「ファ#ド#ラ#」右手「ド#ミラ#ド#」と弾く
OTO
おとおとMeetsでは、ピアノを始めて1年くらいの方がこの曲にチャレンジです!
素敵な1曲に、レパートリーの1曲になりますように。
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